
2026年04月01日
日光山に古くから伝わる伝統行事「強飯式(ごうはんしき)」が、今年も執り行われます。
強飯式は、奈良時代末に日光を開いた勝道上人の時代に始まったと伝えられる歴史ある儀式です。山伏たちが修行の場で御本尊に供えた御供を持ち帰り、人々に分かち与えたことが起源とされ、その後、三社権現信仰や大黒天・弁財天・毘沙門天といった開運の神々への信仰と結びつき、江戸時代に現在の形へと整えられました。
御神酒の儀に続き、三升もの山盛りのご飯が運ばれ、「残さず頂戴せよ」と迫られる迫力ある場面は、この行事ならではの見どころです。その様子から「日光責め」とも呼ばれ、全国でも珍しい儀式として知られています。
また、各座の最後には縁起物がまかれる「がらまき」も行われます。子ども席も用意されており、ご家族でも楽しめる内容となっています。
さらに、ご祈祷をお申し込みの方には、シャモジ型の御札と福米が授与されます。御札は“福をすくい上げ、家庭に満たす”意味を持ち、五色の帯には健康運・家庭運・財産運・事業運・除災運の願いが込められています。福米はご家族で召し上がり、御札は仏壇や神棚など高い場所に一年間お祀りください。
この儀式に参列することで、災いを払い福を招くご利益があると伝えられています。
■開催日時
2026年4月2日(木)
・第1回 11:00〜
・第2回 14:00〜
■開催場所
日光山輪王寺 三仏堂
■お問い合わせ
日光山輪王寺 教化部
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
TEL:0288-54-0531
https://www.rinnoji.or.jp/