2014年06月19日
梅雨に入り、山に保水された水が湧き出て日光の滝がそれぞれに豪華な表情を見せています。
日光の滝は、48滝とか72滝などと言われていますが、落差のある地形ですので、梅雨時期(大雨の時期)にしか見られない無名の滝が出現しています。
日光三名瀑といえば、華厳・裏見・霧降ノ滝ですが、世界遺産エリアには、白糸・寂光の滝も見落とせません。また、溶岩流で形成された大谷川の憾満ガ淵も迫力があります。
奥日光にある華厳・龍頭・湯滝は、奥日光の三銘瀑と呼ばれています。明智平展望台からは、華厳ノ滝が正面に見え、右側には白雲ノ滝が見えます。途中ロープウエィから、般若・方等ノ滝も見ることができます。華厳ノ滝エレベーターで、滝壺近くの観瀑台に下り、もう一段低い観瀑台につながる鉄の階段の下に見えるのが涅槃ノ滝です。華厳(経)・般若(経)・涅槃(経)の三滝は、釈迦の五経から名付けられた名だと云われています。意外と知られていない涅槃ノ滝を探してみては?絶対自由の場所ですよ!
*エレベータで降りないと見られません。
奥日光で容易に立ち入ることのできる、一番奥の滝は湯滝になりますが、滝壺から約500m下った所には小滝という滝もります。新しくなった湯滝展望台から小滝を経由するミニハイキングコースも整備されているので30分のマイナスイオン&森林浴を楽しまれてはいかがですか。
写真:上/明智平からみた華厳ノ滝 下/湯滝新観瀑台から
注意:今週、霧降隠れ三滝コースに行った方の情報によると、コースが雨でかなり悪路になっているとのことでした。ご注意下さい。