2014年07月06日
霧降高原で一番ニッコウキスゲが生息する、旧第4リフト小丸山の東斜面が見頃を迎えた。5時には多くのハイカーでレストハウス前の駐車場は満車の様子。7/12.13.14日は、第1.2.駐車場からキスゲ平までの送迎シャトルバスが無料で運行されるとのこと。多くの方が来られるのは10時過ぎ。
申し訳ないのですが、霧降を楽しむのにはその時間に山を下りる位の計画がベスト。「霧降」というくらいですから、11時を過ぎると渓谷からガス(霧)が発生し青空が一転する。
4時30分を過ぎると明るくなるので、ぜひ、霧降高原の朝を楽しんでいただきたい。
さて、困りました。
過日、市長さんを始め関係者でニッコウキスゲの補植作業が行われたニュースがありました。
1週間ぶりに見たキスゲ平は「あれ?」。多くのカメラマンも「元気が無い」「少ない」の声が聞こえていました。帰りの階段を下りながらキスゲの少ない個所を観察すると「シカの食害にあっているではないか!!」。
原因は先週、園地内にシカが防御ネットを破壊し侵入したそうです。幸い、破壊された個所を園地スタッフが早期に発見し修復したとのことです。(スタッフに感謝)
昔、キスゲ平26ヘクタールの斜面に20万株のニッコウキスゲが自生していました。1994年頃からシカの食害が発生し、高さ2m総延長2km以上の防御ネットでキスゲの生育地を保護し続けているが、初期のネットは用を足していないようです。(早急の対応が望まれる)
写真’14.7.6.撮影/上:老朽化した防御ネット 下:今般シカの食害にあったキスゲ
投稿/NIKKOMAN
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