2014年12月11日
日光山輪王寺三仏堂(改修中)を囲む庭園の赤松には、風物となったこも巻き(こもまき/菰巻き)がなされていて、日本情緒と日本人の知恵がうかがえます。
年末にむけて行われる 世界遺産「日光の社寺」の冬支度ともいえる、新年を迎えるための行事をいくつかご紹介します。
12日神橋の煤払、14日輪王寺煤払供養、20日東照宮煤払祭、21日は輪王寺三仏堂前における御供加持(山伏餅つき)が奉仕され、大晦日には、日光山輪王寺野天大護摩が炊かれます。零時を迎えると除夜の鐘がつき始められ、東照宮と二荒山神社の門が開かれ、新年祈祷が開始されます。
初詣は世界遺産「日光の社寺」へお越しいただき、日光の歴史と文化が育んだ「日光の日本料理/ゆば料理」をご堪能いただければと思います。
写真/上:こも巻き 下:日光揚巻湯波の煮物