2023年08月08日
日光周辺は「日光四十八滝」と言われるほど、滝が多い地域です。
今回は、
8月の平均最高気温が22.6度の奥日光にある、奥日光三名瀑「華厳滝」「竜頭の滝」「湯滝」と、
標高1,300m以上に位置する夏でも涼しい、霧降高原の隠れ三滝を紹介致します。
■奥日光
「華厳滝」
高さ97mの岸壁を水しぶきをあげて一気に落下する豪快さと、自然が作り出す華麗な造形美の両方をあわせ持つ滝です。
「竜頭の滝」
湯ノ湖から戦場ヶ原、最後に中禅寺湖へとたどり着く湯川の急流にあり、急斜面を二股に分かれて落ちる水流が竜の姿に似ていることから、この名前が付いたと言われています。春にはツツジ、秋には紅葉を楽しめるスポットです。
「湯滝」
湯ノ湖の南端にあり高さ70メートルの豪快に流れ落ちる滝。湯滝周辺はツツジやシャクナゲなどの名所があります。
落ち口、滝壺、そして側面の三面から滝の姿を鑑賞することができ、特に滝壺の観瀑台からは目の前に迫った滝を間近に見ることができます。
■霧降高原
「マックラ滝」「玉簾滝」「丁字滝」の三つが
霧降隠れ三滝と呼ばれています。
「マックラ滝」
昔は昼間でさえ薄暗い場所であることからこの名前が付けられそう。霧降川の支流にある滝です。全国的にも珍しい北向きに流れ落ちる滝。
「玉簾滝」
滝の高低差は高さ10メートルもないですが、滑り落ちる水の姿は「玉すだれ」のように見える滝。
ハイキングコース「霧降高原大山コース」の途中にあります。
「丁字滝」
玉簾滝と同じく高低差は高さ10メートルもないですが、水量も多く迫力があります。
※隠れ三滝へお越しの際は、歩きやすい靴や服装、熊鈴やヤマビル対策を忘れずに。
写真は湯滝と玉簾滝。