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歴史に想いを馳せる「文化財めぐり」(2)

2022年02月21日

長い歴史の中で、当時の文化・暮らしによって生み出され、
今日まで守り伝えられてきた貴重な文化財が旧日光市には多数あります。
今回は、日光市指定文化財の中から「天然記念物」に指定された樹林の一部をご紹介します。

■高田邸のシダレ桜 (日光市稲荷町)
樹齢推定370年の古くから地域に愛される桜で、春を感じられる隠れた桜の名所。
例年、弥生祭の頃(4月中旬)満開を迎えるので、花家体とシダレ桜のコラボは必見です。
(花家体は4月16日・17日巡行)

高さは約13m、幹の太さは約5m。例年4月中旬頃から、美しい花を咲かせます。
※個人宅ですので、観覧の際はご配慮ください

■花石神社のケヤキ (日光市花石町)
鳥居をくぐると日光市指定文化財であるケヤキが聳えており、老樹としての風格を見せます。
その奥には小さい朱塗りが美しい社殿があります。
徳川時代までは「十八王子」といい、明治2年に祭神を少名彦名命(すくなひこねのみこと)として社号を花石神社と改めました。

■所野稲荷神社の八房の梅 (日光市所野)
かつて東照宮銅神庫の前に家康遣愛と伝える八房の梅という八重紅梅の古木がありましたが、大正末年惜しくも枯れてしまいましたが、幸いなことに日光市所野の旧家で発見され、梅の枝を採り、所野の稲荷社に植えて育成された株が本樹です。
樹齢は推定70年。通常、梅は花びらが5枚だが八房の梅は15枚程あるのも特徴のひとつです。

■生岡神社のエゾエノキ (日光市七里)
生岡神社は神護景雲元年(767年)に創建され、日光山の峰修行の入峰の宿であったと言われています。
本州山地に分布するエゾエノキの中でも、これほどの大木は少ないと言われており、根を大きく広げ、どっしりとした存在感を示しています。
生岡神社の伝統行事である子供が奉じる「子供強飯式」でも有名な神社です。

■日光田母沢御用邸記念公園のシダレザクラ (日光市本町)
樹齢は300〜350年と推定され、当時の面影を今に伝える記念の木です。
優美な御用邸建築の美しさに、自然観を添え、花時には際立った彩りを与えています。
庭からの眺めも素晴らしいですが、部屋の中から借景として座った高さで見るとさらに趣が増します。

写真:稲荷町のシダレ桜

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