2022年06月20日
日中でも湯元の気温が一桁になるなど肌寒い日々が続いたため、花が長持ちしています。
千手に先んじて咲いた菖蒲ヶ浜のクリンソウもまだ見ごたえがあります。
最後に芽吹く1400m帯のミズナラも葉を広げ、奥日光全域で新緑となります。
小田代原は色調豊かな緑が見られ、実に美しいです。
今年はサクラスミレが多く咲いているようです。
ツアー下見で出向いた庵滝は冬季と違い、訪れる人もまばらです。
滝壺付近にはキバナノコマノツメが沢山咲いていますが、
これまでに比しゴミが目立つようになりました。
雨が多いためか刈込湖は増水し、切込湖と一体化、浜辺はほぼなくなりました。涸沼ではズミが未だ蕾で、より標高の高い山王峠では開花と、地形と気温の妙を感じられます。
頻繁に飛び回るアカゲラを観察していたら、沢山の羽虫を咥えた給餌に立ち会えました。
写真は6/13の庵滝とサクラスミレです。
提供:べー太